クイズ: 肝機能検査値異常がある無症状の患者
3問中1問目
アミノトランスフェラーゼとアルカリホスファターゼは,ルーチンの臨床検査項目に含まれているため,肝疾患の徴候や症状がない患者においても,しばしば異常が検出される。血清アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)またはアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)が軽度高値となった場合,通常は再検査が必要になるが,そうした高値例の3分の1では自然に解消される。以降の検査で異常が持続する場合は,さらなる評価が必要である。血清ASTまたはALTの異常が持続する患者全例で評価すべき項目は次のうちどれか?
A.
ヘモクロマトーシス
B.
飲酒歴
C.
マラリア
D.
ウィルソン病
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